2017年11月07日
自分も相手も、明日はもっとよくなると考えよう。@なぜあの人は、しなかやで強いのか 中谷彰宏著
デキの悪い上司やできの悪い部下にムッとするのは、相手に完全を求めているからです。
自分が何かうまくいかない時にイラッとする人は、自分にも完全を求めています。
世の中に「完全」はありません。
かといって「不完全」では、一生、変わりようがありません。
「不完全」ではなく、「未完全」です。
まだ完全ではないということです。
ただ、明日は、もう少し完全に近づいています。
明日、いきなり100%完全にはなりません。
一生かかっても、完全にはなれません。
それでも、昨日より今日、今日より明日、一生かけて
限りなく完全へ近づけていくのです。
ごきげんよう。
9月に発売された中谷本『なぜあの人は、しなかやで強いのか/余裕のある大人になる68の具体例
』をもう一度読んでいます。
僕が新入社員だった頃の考え方を思い出しました。
仕事に完璧を求めていました。
先輩、上司からのアドバイスがあって、営業成績が上がっていったことを
自分の実力だと勘違いしてしまいました。
「なぜ先輩、上司はもっと頑張らないんだ。もっと完璧にやれるのに」と文句を言うようになっていました。
偉そうな態度をとるようになった時に社長から部署の配置転換を言われ企画の仕事に移りました。
小さな会社だったので僕に手取り足取り商品作りを教えてくれる人はいませんでした。
これから発売する商品の担当に割り振られても僕はどうすればいいかも全くわかりません。

完璧を目指そうとしても何もできません。焦る気持ちだけが募っていきます。
僕はノイローゼになって何も言わず会社から逃げてしまいました。
「どこか遠くにいきたい」と辿り着いた場所は営業活動で上手くいっていた東京でした。
結局 いろいろな策が練られていて僕は見つけられます。
心の病にかかってしまいましたが助けてくれる人に出会い、元気になり、仕事に復帰することができました。
世の中に「完全」はないです。
中谷先生がこの本で書かれている「不完全」ではなく「未完全」という考え方を凄いです。
自分は「未完全」な人間だから、勉強し、アドバイスを頂き、体験をいっぱいして
成長していけばいいと考えるだけで気持ちが楽になります。
日々成長していくためにコツコツと努力していくことがストレスを感じずに
前へ前進していくことのできる方法ですね。
最後に中谷彰宏先生からのメッセージです。
不完全ではなく、未完全と考える。
「ごきげんよう」が中谷塾の共通の挨拶です。
◆ オススメ 中谷彰宏著 中谷本 ◆
■ 著書 なぜあの人は、しなかやで強いのか/余裕のある大人になる68の具体例
■ 著者 中谷彰宏
■ 出版 PHP研究所
■ 定価 1,300円+税

最後まで読んで頂きありがとうございます。
Posted by ラッぴぃ☆ at 10:55
│2017年9月発売